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2015-10-30 13:59:00
日本の風土に根差したブドウづくりをし、日本の食文化にマッチするワインを三銘柄選びました。
まずは赤から。
アルガーノ・フォーゴ 【山梨】 マスカットベリーA、アリカント
イケダワイナリー・ヴァンルージュ 【山梨】 カベルネ・ソーヴィ二ヨン、マスカットベリーA
共にマスカットベリーAにアクセントとして西洋品種のブドウをブレンドしています。
奥野田ワイナリー・スミレルージュ 【山梨】 甲州メルロ
メルロではあるが酸味が強くスパイシーで、軽妙さが杯を進めます。
三者とも1990年代初頭から色々と苦労されたワイナリーです。
現在の国産ワイン出来つつある潮流は、この三銘柄の努力があったからとも言えます。
お次は白です。
アルガブランカ クラレーザ 【山梨】 甲州100%
全体的に佇まいは穏やかで主張しすぎないところにエレガントさがあります。
飲み飽きしないです。
イケダワイナリー 樽熟甲州 【山梨】 甲州100%
立体感のある味わいが甲州ぶどうの懐の深さを感じます。
奥野田ビアンコ 【山梨】 甲州50%、シャルドネ50%
甲州のもつ甘みをシャルドネの酸がすうっと寄り添います。
三銘柄とも合わせるのが難しいとされる、味噌・醤油・わさび・白身魚にもバッチリ合うと思います。
奥野田ワイナリーに関しては、西洋品種のぶどう作りをした先駆けです。
自社農園シャルドネ50%使うことにとても意気込みを感じます。