日本の風土に根差したブドウづくりをし、日本の食文化にマッチするワインを三銘柄選びました。

まずは赤から。

アルガーノ・フォーゴ　【山梨】　マスカットベリーA、アリカント

イケダワイナリー・ヴァンルージュ　【山梨】　カベルネ・ソーヴィ二ヨン、マスカットベリーA

共にマスカットベリーAにアクセントとして西洋品種のブドウをブレンドしています。

奥野田ワイナリー・スミレルージュ　【山梨】　甲州メルロ

メルロではあるが酸味が強くスパイシーで、軽妙さが杯を進めます。

三者とも1990年代初頭から色々と苦労されたワイナリーです。

現在の国産ワイン出来つつある潮流は、この三銘柄の努力があったからとも言えます。

お次は白です。

アルガブランカ　クラレーザ　【山梨】　甲州100％

全体的に佇まいは穏やかで主張しすぎないところにエレガントさがあります。

飲み飽きしないです。

イケダワイナリー　樽熟甲州　【山梨】　甲州100％

立体感のある味わいが甲州ぶどうの懐の深さを感じます。

奥野田ビアンコ　【山梨】　甲州50％、シャルドネ50％

甲州のもつ甘みをシャルドネの酸がすうっと寄り添います。

三銘柄とも合わせるのが難しいとされる、味噌・醤油・わさび・白身魚にもバッチリ合うと思います。

奥野田ワイナリーに関しては、西洋品種のぶどう作りをした先駆けです。

自社農園シャルドネ50％使うことにとても意気込みを感じます。

お次は白ワインです。

アスコニ　【モルドヴァ】　シャルドネ

上品でキレのいい酸がシャルドネらしいです。

カンティナ　【イタリア】　インツォリア　

香り、果実味、酸のどれもが控えめで穏やかです。

飲み飽きしないやさしいワイです。

アザンブラン　【フランス】　ヴィオニエ

レ・クルーズと共にランドックの良心？のアザンブラン。

エキゾチックな果実味は太陽をたくさん浴びているからか。

コクのある果実味とオレンジの様な風味がとても愛らしいビオワイン。

ジャン・クロード・マス　【フランス】　グルナッシュ・ベルメンティーノ、シャルドネ・ソーヴィ二ヨン

ジャンクロの白です。果実味はコクがあるが、穏やかで酸はとてもエレガントです。

エンポリオ　【チリ】　シャルドネ

アスコニのシャルドネがブルゴーニュ風なのに対して、

エンポリオのシャルドネは南半球的というか、さわやかな果実味と酸が涼し気です。

常温に近づくと白桃のような甘さが顔をだします。

アスコニと飲み比べると面白いと思います。

当店では和食全般にマッチするワインをご提供しています。

そんなワインを紹介していきます。まずは赤ワインから！

アスコニ　【モルドヴァ共和国】　メルロ

ルーマニアとウクライナが隣国のモルドヴァの気候や降水量はブルゴーニュに近いと言われています。

味わいはリッチで、当店の焼鳥のタレにベストマッチです。

カンティナ　【イタリア】　ネロ・ダーヴォラ

シチリアで親しまれているワインで、2006年ドイツワールドカップの

イタリア代表チームの宿泊したホテルで振る舞われ、好評を博したそうです。

軽妙は味わいで料理を選びません。

レ・クルーズ　【フランス】　カリニャン

南フランス・ラングドックの古木からできる良質な完熟ブドウを使ったビオワイン。

果実味が口一杯に広がります。

ジャン・クロード・マス　【フランス】　カリニャン、グルナッシュ、メルロ、シラー

南フランスのラングドック産の中でも頭一つも二つも飛び抜けているジャンクロ！

果実味とスパイシーさのバランスが絶妙です。

エンポリオ　【チリ】　カベルネ・ソーヴィ二ヨン

すっかり食卓に馴染んだ感のあるチリワインですが、このエンポリオは

コンビニやスーパーには絶対並ばないワインです。

ワイナリーとインポーターが高い意識を持って決して「安売り」しないワインです。

力強いタンニンとしっかりした酸がカベルネ・ソーヴィ二ヨンの持ち味を最大限引き出しています。

群馬の酒フェスタという群馬の酒の試飲会に行って参りました。

蔵にお邪魔して以来2年ぶりの再会となる巌（いわお）の高井さん。

大きな声で楽しくプレゼンされていて、ブースは常に人がひっきりなしでした。

近年じわじわと人気が上がりつつある流輝（るか）。

こちらのブースも大盛況でゆっくりお話し出来ませんでしたが、

当店では巌と流輝は通年でお取り扱いしております。

是非お召し上がりくださいませ！

スーパー冷蔵庫がパンパン状態です。常温古酒含めて50タイトル以上です！

お客様にステキな一杯が見つかりますこと願って！

【広島】　造賀（ぞうか）　純米

【広島】　誠鏡（せいきょう）　純米

共に広島らしく米の旨みがぎゅっと詰まり、やさしく人懐っこい味わいです。

【岐阜】　御代櫻（みよざくら）　純米　氷温熟成生22BY

生酒を-5℃で4年間熟成させた酒です。

生酒の硬さはとれ、旨味と酸が調和された、しっかりとした味わいです。

アルコール度数も14度と飲み口が良いです。

よろしくお願い申し上げます。